2011年03月21日

匠町ギャラリー、完成!

ぶらくり丁と北ぶらくり丁を結ぶ匠町にある半地階の空き店舗をリノベーションして、貸しギャラリーにする工事を進めていましたが、3月19日11:30に看板の取り付けが終わり、これで完成です。
13:00からは内覧会。なんとかセーフです。


20日はオープニングイベント。
予想以上の来場者で、入りきれない人が外にあふれるような状況でした。


内部はコンクリートの梁、むくの木の床、適度な手作り感のある白い壁。
天井高は3m、壁長は30m。
半地階で窓がないので音を出してもだいじょうぶ。
控え室も落ち着け、鍵のかかるクロークもあって使い勝手のいいギャラリーです。
お問い合わせは㈱ぶらくり073-435-0560谷口まで


  


Posted by ロバパン at 17:47Comments(0)日々の出来事

2011年01月29日

商店街の住宅リフォーム 第1話

北ぶらくり丁にある古い店舗をリフォームしてそこで暮らしたい、というご相談があり、いろいろ考えていたのですが、このプロジェクトがそろそろ動き出しそうです。
店舗と住まいをどう分けるのか、日当たりは確保できるのか、車が自由に入れない商店街の中でそもそも大規模な工事ができるのか…。
課題は山のようにありますが、解決策を探りながら、目の覚めるようなリフォームを実現しようと思っています。
時々経過報告しますね。  


Posted by ロバパン at 22:42Comments(0)リフォーム

2011年01月10日

あけましておめでとうございます

  
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
昨年も建築設計とまちづくりの両分野で、いろいろと楽しく有意義に仕事をさせていただきました。建築では住宅やオフィスビルの設計。まちづくりでは中心市街地での店舗開業コーディネートや活性化プラン作りなど。
今年もまた元気で楽しくやっていきましょう。
  


㈱ランド1級建築士事務所
谷口正己
  


Posted by ロバパン at 20:36Comments(0)日々の出来事

2010年11月04日

バスタブの栓をかえたいのだけど

自宅浴室のバスタブの栓(ゴム製)がすっかり甘くなっていて、少しずつお湯漏れがしています。夜に張ったお湯が翌朝にはすっかり抜けていたりします。
交換しようと思い使用説明書を読んでみましたが、栓交換については何も書かれていません。
とりあえず近くのホームセンターに行きました。TOTO製はありましたがINAX製は見当たりません。うちのバスはINAX製。汎用品はありましたが、合うかどうか不安です。
INAXの和歌山ショールームに問い合わせてみました。回答は「こちらのショールームには在庫していません。本社サービスセンターにお問い合わせください」。
そこで本社サービスセンターに電話してみたんですが、「ただいま電話が込み合っていますので、後でおかけなおしください」という、「お客様窓口」にかけたときによくある機械的な対応でした。どうすればいいのかなあ?
この件、またレポートします。  


Posted by ロバパン at 21:29Comments(0)こんなときどうする?

2010年10月16日

Nag邸、完成引渡ししました

4月から工事を進めていたNag邸が完成し、10月14日に無事、お引渡ししました。
と言っても、母屋でお住まいのまま別棟を増築したので、内装が出来上がった段階ですぐに荷物も入り、すでに暮らしは始まっていました。

10月14日は、建築主様、工事をしてくださった幸訪建設の谷村社長様、そして設計と工事監理を担当した私とで工事代金の精算の打合せをし、めでたく合意ができたので、一応私の出番はここまでというわけです。

幸訪建設は地域に根を張った、しっかりした建設会社です。社長は勉強家だし、スタッフのみなさんも意欲的で、おまけに家族的な暖かい雰囲気のある会社です。現場を担当してくれた出口さんは、私の細かな注文も面倒がらず前向きに対応してくれました。

㈱幸訪建設
和歌山市江南226
TEL073-479-1100(代)
http://www.kohokensetsu.co.jp/index.html


バルコニーを見上げる


バルコニーにあるのぞき窓

  


Posted by ロバパン at 12:24Comments(0)現場へ行こう

2010年10月09日

井戸があると安らぐ

私の実家の庭に井戸があります。といってもパイプ1本の打ち抜き井戸なので、汲上げ用の小さなポンプが据えてあるだけです。
一昨日急に水が出なくなったので水道業者さんに見てもらうと、どうやら逆止弁が古くなっていてパイプの中の水が抜けてしまい、「エアがかむ」状態になっているようです。
上から「迎え水」を注ぎ入れてやるとそのときは出たのですが、翌朝になるとやっぱり出ない。そこでポンプを新品に取り替えてもらうことにしました。
午後1時半ごろ川本のポンプを抱えてやってきた工事業者さんは、手際よく作業をしてくれ1時間で取替え完了。勢いよく水が出るようになりました。ポンプの音も前より格段に静かです。

    鉄羽水道店
        和歌山市西浜1038-45
              TEL073-444-1766

私が生まれ育った家には井戸側のあるちゃんとした井戸があり、汲上げた冷たい水でおやつのトマトやウリを冷やしたりしていたものです。スイカは紐をつけて直接井戸の中へ吊り下げていました。井戸端会議という言葉がありますが、井戸端というのはなんとなくほっとする、人が集まる場所だったんですね。

いまでも井戸があると便利です。散水用にも使えます。水道代とそれ以上に高い下水道使用料の心配をしなくてもすみます。夏は冷たく、冬は暖かい井戸水に触れると、心が安らぐような気がします。  


Posted by ロバパン at 11:32Comments(0)おすすめアイテム

2010年10月04日

N邸外構工事も終了

4月に着工したN邸は、外構工事も終了して完成です。

写真左は門から玄関へのアプローチ。右は玄関前から見返したところ。
門から玄関まで結構距離があります。
路面に敷いた青石は元からあったもの。工事のためいったん撤去し、別のところで保管していました。新しい建物の幾何学的な形と、自然石のナチュラルなやわらかさが対照的ですが、よく合っています。
青石の両側に少し土の部分を残しました。ここに何か植えてやるとさらにナチュラルな感じが出てよくなると思います。
  


Posted by ロバパン at 22:07Comments(0)現場へ行こう

2010年09月24日

小泉誠さんのまな板


新聞に天然ヒノキのまな板の小さな紹介記事がありました。写真も小さかったのに、そのまな板のデザインが水準を超えていることはひと目でわかりました。

調べてみると、作っているのは高知県の土佐龍という会社、デザインしたのは小泉誠さんです。

写真はエフシーインテリアという会社の通販サイトからお借りしました。
http://www.fc-interior.com/kitchen/31257/

小泉誠さんは住宅のデザインも手がけている、一流の家具デザイナーです。
天然ヒノキのまな板なんていうと、いかにも「天然ですよ!」という感じの分厚いのが多いけど、これは厚さが8ミリしかないのです。それでいて反らないというのは相当のデザイン力がないとできません。
こういうのを見ると、デザインの力の重要性をつくずくと感じますね。
  


Posted by ロバパン at 10:11Comments(0)デザイン・デザイナー

2010年09月15日

目的はシンプルライフの実現


 2003年に第1刷が出た“すべては「単純に!」でうまくいく”という本は、いまでも売れ続けているロングセラーです。世の中には複雑な人生に手を焼いている人がそれだけ多いということなのでしょう。
 この本の序章に「奇妙に思われるかもしれませんが、あらゆる複雑な活動や発明は、もともと人生を『シンプルにしたい』という気持ちから発しているのです」と書いてあります。シンプルにしたい、と思って始めた行動が、結局のところ、人生をますます複雑にしている、というわけです。どこかが間違っているのでしょうね。
 家造りも同じことです。家を建てたい、と考えるのは、そうすることで身の回りの複雑にこんがらがった状況を改善し、すっきりと暮らしたい、ということなのに、逆の結果になってしまっては意味がありません。そうならないためには、この際、いままで自分の人生を複雑にしていた古い発想法と行動習慣を改める必があります。
 家造りの目的はシンプルライフの実現。家を考えることは人生を考えることです。  


2010年09月14日

究極は平屋

 家は平屋にこしたことはありません。
 間取りを考えるとき、一番難しいのは階段です。階段の位置と形状(直線状か折り返しか)が決まらなければ間取りは決まりませんが、ここはプロでも頭を悩ませる難題です。
 階段は、想像以上に面積をとります。でももったいないからといって階段の面積を節約すると、こせこせした使いにくい間取りになって、あとで毎日後悔することになります。
 また階段は、どんなにゆったりと造ったところで、命にかかわるような大きな事故につながる恐れは常について回ります。つい先日も、タレントの谷啓さんが自宅階段で足を滑らせ脳挫傷で急死されましたが、このように自宅階段での事故は日本中で毎日起きています。
 現実に平屋が建てられるようなゆったりした敷地に恵まれることはまれでしょうが、「究極の理想は平屋」ということを家造りのスタートラインで頭に入れておく必要があります。  


2010年09月11日

外階段がつきました

N邸の外階段がつきました。



写真ではわかりにくいのですが、スチール製外階段には亜鉛メッキを施しているので、まず錆の心配はありません。いまのところ、銀色にピカピカ光っていますが、すぐに落ち着いてくるはずです。




正面道路側から見るとこんな感じ。四角い穴は、バルコニーから道路側を見るためです。  


Posted by ロバパン at 12:17Comments(0)現場へ行こう

2010年09月07日

足場がとれました



N邸の足場がとれ、外観が見えるようになりました。
まだ外階段がついていません。  


Posted by ロバパン at 21:14Comments(0)現場へ行こう

2010年09月03日

流行を追わない

 家は何十年もの間、場合によっては百年以上もの間、住み続け使い続けるもので、家電や車のような耐久消費財とはまったく異なるものです。ですからその時々の流行に流されて選択すると、本当に大切な事柄を見失い、後で後悔することになりかねません。
 例えば、いま外断熱が流行していますが、外断熱を施したからといってそれだけでいい家になるわけではありません。あたりまえですね。家にとって一番大切な、命といえるものは間取りです。なにが幹でなにが枝葉なのかしっかり見極めなければなりません。

 家を建てようと考えたとき、すぐに住宅展示場に出かけるのは考え物です。なぜならモデルハウスはキッチンや浴室の設備をはじめ、インテリアコーディネートからガーデニングにいたるまで、流行品の集大成ともいえるからです。こんな場所に出かけるのは、みすみす流行に流されにいくようなものですね。
 住宅展示場を訪ねるのは、ある程度家造りの勉強をし、家を見る目ができてからでいいのです。
  


2010年09月02日

できるだけ小さな家を建てる

 大きな家を建てると、建築時に費用がかさむだけでなく、税金、光熱費、維持管理費など建築後にかかる費用まで割高になるので、人生設計に与える影響が大きいのです。第一、お掃除だって大変ですよね。
 できるだけ小さな家を建て、どうしても生活に必要になる固定費を減らすことが、自由で幸せな人生への近道です。
 
 ただし、小さくても不自由なく快適に暮らせる家にするには、よく考えられた無駄のない間取り(プラン)が欠かせません。40坪の家よりもっと価値のある35坪の家を実現するポイントは間取りです。間取りを考え抜いて、できるだけ小さな家を建てましょう。
  


2010年09月01日

財産になる家を建てる

 いま日本では家があまっています。世帯数より住宅の数の方がずっと多いのです。世の中には、売りたくても売れない家、空き家のまま放置されている家が山のようにあります。
 そんな中、あなたが大切な資金を投入して自分の家を建てるのですから、売りたいときにはすぐに買い手がつくような家でなければわざわざ建てる意味がありません。買い手がつかない、つまりマーケットで評価されない家は、あなた以外の人にとっては単なる粗大ごみにすぎないのです。
 いい家とは、売りたいときにはいつでも売れる家、マーケットでその価値が正しく評価される家のことだと理解してください。このことは、結果的に家を売却することがなかったとしても、あなたが永く資産を守り、幸せに暮らしていくためにとても大切な考え方です。